Q.カスピ海ヨーグルトと雑菌の関係は? |
〜乳酸菌の殺菌メカニズムについて〜 乳酸菌は乳糖を分解して乳酸を作り、この酸が腐敗菌等の雑菌の繁殖を抑えたり、死滅させたりします。 あるヨーグルト製作販売している企業が、カスピ海ヨーグルトに意図的に一般大腸菌群を混入、陽性にさせて、適温下でしっかりと20時間醗酵させた物を、第三者の公的な機関(生活科学センター)に検査を依頼したところ、大腸菌群は、陰性つまり一個も発見されないという証明がなされました。 カスピ海ヨーグルトは、20〜30度で最も発酵するため、腐敗菌等が活発に繁殖し始めるより早い段階で、酸性環境となります。 もちろん、これで日本中のカスピ海ヨーグルトが、大腸菌群陰性だという意味ではありません。 室温が35度を超えタネも少ない場合には、大腸菌の方が優位に増殖して食中毒発生の可能性が高まるという結果も出ています。 常日頃、100%近く大腸菌群陰性になるような培養をするには、仕込みを衛生的にした後に
しっかり発酵させることが必要です。 |
Q.牛乳でお腹がゴロゴロする人は食べられないの? |
牛乳でお腹がゴロゴロするのは乳糖不耐症といって、日本人には多くみられます。 これは、牛乳に含まれる「乳糖」をうまく分解できないために起こります。 しかしヨーグルトなら大丈夫! 乳酸菌が発酵中に、この乳糖を約50%も分解してくれているからゴロゴロしにくいのです。 〜牛乳の栄養はそのままで、さらに吸収がよい〜 ヨーグルトに含まれる栄養は、ヨーグルトになる段階で乳酸菌により消化されやすい形に |
Q.ヨーグルトの上澄み、飲んだ方がいいの? |
ほんのり黄色い上澄みは乳清またはホエ−というものです。 乳酸菌の発酵が進むと分離してくる自然のものです。 この中には、水溶性のビタミン、たんぱく質、ミネラルが豊富。捨てるなんてもったいない! 一緒に飲んでしまいましょう。ただし酸味が強いので、注意してね。 |
Q.善玉菌と悪玉菌って一体何? |
私たちのお腹の中には、およそ100種類、1兆個の菌が住んでいます。 その中には、体に良い働きをするビフィズス菌などの善玉菌と、腸内腐敗などを起こす悪玉菌がいます。 お腹の中では、常に善玉菌と悪玉菌が勢力争いをしています。 善玉菌が増えれば悪玉菌は減り、悪玉菌が増えれば善玉菌が減るという具合にお互いにライバル関係なのです。 〜善玉菌を増やすには?〜 「高脂肪・高たんぱく質・小食物繊維」という欧米型の食生活や加齢によって、残念ながら日本人の多くは、悪玉菌優勢の状態にあります。 |
Q.「生きて腸に届いた乳酸菌」のはたらきって? |
ヨーグルトの乳酸菌の多くは、実は胃酸などで死んでしまいます。 それでも腸の中の乳酸菌と同じ種類のもののうち、いくらかは生きたまま腸に届き、 比較的長い間そこで活躍してくれるものもいます。 ヨーグルトの乳酸菌は腸内ビフィズス菌と同じではないため、腸内には永住はできないが、 ゆっくりと通過する間に酸を作り出し、酸性に弱い悪玉菌をおさえてくれます。 こうして、腸内ビフィズス菌などの善玉菌が活躍しやすいように手助けしてくれるのです。 |
Q.じゃあ「死んでしまった乳酸菌」のはたらきって? |
残念なことに、生きて腸まで到達できる乳酸菌はわずかです。 しかし、実は死んでしまった乳酸菌も、十分役に立ってくれるのですよ! 死んだ乳酸菌は、まるで食物繊維と同じようなはたらきをしてくれます。 つまり、ジャマな悪玉菌の死骸を吸着して、体外へと連れ去ってくれるのです。 おかげでキレイになった腸内は、善玉菌が住みやすく、増えやすい環境になるのです。 |
Q.ヨーグルトって、どのくらいの回数・量を食べれば効くの? |
ヨーグルトは、腸の中を通り抜けながら酸を作ったり、悪玉菌の死骸を取り去ったりしています。 つまり腸内をすぎてしまえば、ほぼ効果は終わりなのです。 したがって、ヨーグルトはできれば毎日摂ってください。 健康のことを考えると、量は約100g(カップ1杯程度)朝晩を目安にね。 |
Q.カスピ海ヨーグルトはどれも同じなの? |
これまで長い間人から人へと手渡され、受け継がれてきているうちにヨーグルトの性質は 変化していると思われます。 別々の家庭で管理されていたカスピ海ヨーグルトを調べた結果、含まれている菌が異なっているようです。 基本成分であるクレモリス乳酸球菌はすべてのヨーグルトから検出されています。 それ以外の補助的役割の菌の割合とか存在の有無が違っているようです。 そのため、味や粘り具合がそこそこで違いがみられるのでしょう。 |
Q.密閉したら、菌は死んでしまうの? |
カスピ海ヨーグルトの中で、酸素が必要なのが、アセトバクター菌です。 これは、ほとんどのカスピ海ヨーグルトに含まれていますが、中には存在しない物もあるようです。 その場合、密閉する意味をもちません。 このような場合を除いても、密閉してもアセトバクター菌は、死滅してしまうわけではなく、 きちんと増殖します。 牛乳の中も酸素は含まれているし、空間もあるからではないでしょうか。 実際に、密封して2〜3日かけて郵送したものや、2週間タッパに入れておいた株からヨーグルトは再生されているのは、確認できています。 仕込む時には、少し隙間を空けるくらいに蓋をするか、ティッシュなどで蓋をして作ったほうが、乳酸菌の増殖・活動を助ける補助的役割を持っている、アセトバクター菌が、増殖するのに最適な環境を作ってあげる事が出来ると思われます。 冷蔵庫で保存する時は、低温により、菌自体の活動・代謝は休止状態にありますので、密閉しても、問題は無いものと思われます。 密閉保存する事で、雑菌混入予防や、ニオイ移り防止のメリットもあります。 もしも、ダメかな?と思っても牛乳に入れてみてちゃんと固まれば、(ヨーグルトが出来ること)菌は死んでいなかったということになります。 連続的に密閉発酵しても菌の数が減ったりすることはないという専門機関による調査の結果が出ています。完全密閉でも問題はありません。 このことからも、「仕込む時は(なるべく)酸素のある環境、保存は密閉」というのが、
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Q.すっぱすぎるヨーグルトは食べても大丈夫なの? |
ヨーグルトの乳酸菌は生きているので、時間が進むにつれ発酵していきすっぱさが増していきます。 通常では、製造後7〜14日くらいまでがおいしく味わえます。 |
Q.妊婦・乳幼児が食べても大丈夫なの? |
まず一番の問題として体質に合うか合わないか(アレルギー)ですね。 これは、カスピ海ヨーグルトだけに言えるものではなくて、乳製品全般・食品全般の問題ですね。 市販のヨーグルトが問題ないのであれば問題ないものと思われます。 乳児に食べさせる場合は、はじめは一さじからと、様子を見てから慎重に与えていくべきでしょうね。 (カスピだけに限らず全ての食品にいえる事ですよね) 次の問題として、衛生面での問題です。
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Q.カスピ海ヨーグルトのカロリーは? |
カスピ海ヨーグルトのカロリーは、使用する牛乳とほぼ同じです。 特濃や低脂肪を使えばそれなりの同様なカロリーとなります。 普通の牛乳は100mlで、およそ70Kcalです。 ちなみに、たんぱく質3.3g、脂肪4.0gです。
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