カスピ海ヨーグルトの
株分けについて
〜NPOより〜

家森先生の音頭で安全なカスピ海ヨーグルトをお分けする
非営利団体(NPO)が組織さ れそこを通して、
特定の菌だけを含む凍結乾燥したカスピのタネ菌が 入手可能になりました。

NPO団体と、フリーズドライ菌の製造元であるフジッコから公式サイトが出来ました!
株分け情報や、カスピ海ヨーグルトについてなど、とってもお勧めですよ!

*フジッコ*
『カスピ海ヨーグルトオフィシャルサイト』

 

**〜**入手方法について**〜**

詳しくは
↑のオフィシャルサイトから

**NPOから送られてくるカスピはこんな感じ!**

種菌は、郵便局のチルド郵便で届きます。
注文から約1週間でした。(2003.7.9到着)

まるで胃薬のような(!)顆粒の菌が2袋と種菌培養用プラスチックビン
が入っています。
※種菌粉末1包(1g)の内容
  ・Lactococcus lactis subsp.cremoris 

  ・Acetobacter sp.

ドライ菌は品質保持期限が2003.12.14となっていましたので、
冷蔵保存で半年ぐらいってことですね。
(『使わない種菌粉末は冷蔵庫で保管してください』と書いてあります)
*まずは、種菌粉末を活性化させます。
種菌培養プラスチックビンに最初に牛乳を30〜40の目盛りまでいれて、次に種菌1包を全部加え、ふたを閉めてよく振って溶かします。
ビンのふたを閉めたまま、コップなどを利用して立てて、菌が活性化するまで12時間以上待ちます。(気温20〜30℃)
12〜24時間で全体が固まったら種菌の準備の出来上がりです。

(8時間で固まっていたよ。)

24時間以上たっても固まらない場合もありますが、菌は活性化されていますので、そのまま、次に進んでください。
※種菌のが出来てから、すぐにヨーグルトを作らない場合は、冷蔵庫で保存し、1週間以内に使用してください。

種菌の入ったプラスチックビンに牛乳を45の目盛りまで加えて、ふたを閉めてよく振り、種菌を柔らかくします。
牛乳500mlの入った容器に種菌を加え、熱湯消毒したスプーンなどで、よくかき混ぜます。
空気が出入りできるように、緩くふたをします。そのまま、室温で固まるまで発酵させます。
10〜24時間たって固まれば、カスピ海ヨーグルトの出来上がりです。

カスピママの独り言

ドライ菌は貴重ですよね。
リセットできるわけですから。
ということで、実は今回1袋全部を使わずに半分にして作ったのですよ。
という訳で、タネ菌ができたときは15mlにしかならなかったのですが、ちゃんと上手く出来ましたよ。(^−^)
残りの半分は袋の開けた口を曲げ曲げして、止めて、ジップロックに入れて冷凍庫に保管中です。
ドライ菌の保存マニュアルからはちょっと外れて保管していますが、ケフィアや他のヨーグルトのドライ菌は冷凍保存・長期保存が可能の様ですし、ヨーグルト自体冷凍が出来るので大丈夫かなぁと思いまして。
ヨーグルトの冷凍ももちろん良い方法ですが、このドライ菌の冷凍保存が問題なかったら、こっちの方ももっと安全にカスピが作れるかなぁと思いまして。
2袋あるから4回は大丈夫でしょ。
あと、ドライ菌の品質保持期限が12月になっていますが、
これも気にしないで長期保存、使用してみようかなと思っています。(もちろん個人の責任で。良い子はまねしないでね。)
これもある意味実験ですね。
でも、この実験結果を報告するのは大分先になると思います。(笑)

安全なカスピを末長〜〜く楽しみたいので〜ね!

※2004年1月、前回半分残して冷凍しておいたドライ菌で作ってみましたが、何の問題もなく、プルプルのが出来ました。
残りの1袋も、現在、冷凍保存中です。

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